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低分子グアーガム分解物と次世代善玉菌のシンバイオティクス療法によるIFALD予防

研究課題

研究課題/領域番号 23K07313
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関香川大学

研究代表者

藤井 喬之  香川大学, 医学部, 助教 (00746696)

研究分担者 上野 正樹  香川大学, 医学部, 教授 (30322267)
桑原 知巳  香川大学, 医学部, 教授 (60263810)
下野 隆一  香川大学, 医学部, 准教授 (60404521)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード腸管不全合併肝障害 / 短腸症候群 / 腸内細菌 / 腸肝軸 / 短鎖脂肪酸
研究開始時の研究の概要

腸管不全の合併症である腸管不全合併肝障害(Intestinal failure-associated liver disease:IFALD)は致死率の高い重篤な疾患であるが、有効な治療法は確立されていない。IFALDの発症に腸と肝臓および腸内細菌叢の相互作用が関与していることが分かってきた。食物繊維である低分子グアーガム分解物(Partially hydrolyzed guar gum :PHGG)は腸内細菌叢の調整作用に優れ、様々な生理活性がある。本研究はIFALDモデルを用いてParabacteroides に肝保護作用があるかを検証し、さらにPHGGのシンバイオティクスとしての有効性を示すことを目指す。

研究実績の概要

8週齢のSprague Dawleyラットに対して85%小腸切除による短腸症候群モデルを作成して予備実験を行った。しかし、想定よりも肝障害の程度が低かった。一方でマウスを用いた腸管不全合併肝障害(Intestinal failure-associated liver disease:IFALD)モデルでは肝障害に加えて、コントロールと比較して腸内細菌叢の変化が見られた。また、このIFALDモデルに5%PHGGを投与すると肝障害が軽減した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

短腸症候群モデルが想定よりも肝障害の程度が低かったため。

今後の研究の推進方策

マウスを用いたIFALDモデルでは5%PHGGの肝保護効果があることが判明した。腸管切除の範囲をさらに延長してより高負荷をかけることで肝障害を惹起する予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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