研究課題
基盤研究(C)
本研究は①血清PR3-ANCAがUCの診断、活動性や病型との関連性、治療法の選択、経過予測に有用か臨床的検討を行う。②PR3-ANCA陽性UC患者の好中球のNETs形成能を健常人やANCA陰性UC患者と比較し、UC患者におけるANCAとNETs形成との関連性を明らかとする。③ANCA陽性UCの末梢血、腸管においてANCA産生形質細胞の局在の同定および活性化された好中球の局在を同定する。④ANCA陽性患者におけるTFH細胞、TPH細胞の同定と機能解析を行う。⑤デキストラン硫酸モデルマウス、ラットにおいてNETs形成およびTPH細胞やTh17細胞が腸管の炎症にどのように関与しているか明らかとする。