研究課題
基盤研究(C)
本研究ではB型肝炎ウイルス(HBV)感染症の克服に向けて、Large HBs(L-HBs)抗原に注目して検討をすすめる。現在HBV感染症ではHBs抗原がその指標となっている。HBs抗原はL-HBs抗原を含む3種の蛋白からなるが現在のHBs抗原測定は量の評価のみでその質的な評価はできていない。今回の検討ではL-HBs抗原の測定系を確立し、そのHBV感染症の病態における意義を明らかとする。