研究課題/領域番号 |
23K07398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
須江 聡一郎 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (00738619)
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研究分担者 |
前田 愼 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40415956)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ベルベリン / 腸上皮化生 / ISX / 胃発癌 / 化学予防 |
研究開始時の研究の概要 |
「H.pyloriに依存しないNFκB持続発現とそれによるISX(Intestine Specific Homeobox)/CDX2の発現が, H.pylori除菌後の腸上皮化生を伴うハイリスク胃粘膜の胃発癌抑制のための治療標的である」という研究代表者らの先行研究結果から得られたコンセプトを、研究代表者らが探索した具体的なISX/CDX2抑制薬を用いて、ヒトを対象とする介入研究で検討し、またヒトを対象とする介入研究を実施する前段階の候補薬についてはマウスモデルでの有効性の検討を行い、H.pylori除菌後の革新的な化学予防治療の開発を推進する。
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研究実績の概要 |
特定臨床研究「早期胃がん内視鏡治療後患者におけるベルベリン投与による胃粘膜の腸上皮化生改善を評価する探索的ランダム化比較試験」において早期胃癌内視鏡治療後で胃粘膜体部に腸上皮化生を有する方を対象として、試験治療は180日間のベルベリン投与、対照はベルベリン非投与での経過観察、の介入を並行群間ランダム化比較試験のデザインで登録・実施できている。報告時点で全予定症例の登録・実施が行われていないため、解析は行えていないが、全予定症例登録完了後に主要評価項目として、腸上皮化生の改善率を、副次評価項目として胃粘膜のISX/CDX2抑制を評価していく。 パルテノライドの腸上皮化生改善に対する有効性と安全性を未承認医薬品の特定臨床研究については申請準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
特定臨床研究への同意・症例登録が予定より遅れている。パルテノライドの特定臨床研究に関してはCRB承認に至っていない。
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今後の研究の推進方策 |
特定臨床研究の実施において同意・症例登録が予定通り進まないことは研究者として制御できないが、研究の対象者に対して研究の提示と説明を丁寧に実施し、研究の推進を目指していく。 パルテノライドの特定臨床研究については引き続き研究計画の策定を実施していく。
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