研究課題/領域番号 |
23K07403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
鶴谷 康太 東海大学, 医学部, 講師 (00725377)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 多発性肝嚢胞 |
研究開始時の研究の概要 |
肝嚢胞は肝臓の内部に胆管細胞由来の嚢胞が生じる病態であるが、嚢胞の形成メカニズムは不明な点も多く、根本的な治療法が存在しない。多発性肝嚢胞の遺伝子解析からいくつかの原因遺伝子の関与が報告されているが、特にアジア圏での原因遺伝子解析は進んでいない。本研究ではPCLDの集積と遺伝子解析を行い、本邦におけるPCLDの主要な原因遺伝子の同定を試みる。併せて、ヒトiPS細胞を用いたIn vitro嚢胞形成モデルにて遺伝子異常が肝嚢胞の発症を制御する分子メカニズムを解析する。これらの研究により、肝嚢胞形成に関わる分子メカニズムの同定とその治療薬のスクリーニング系の確立をめざす。
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研究実績の概要 |
肝嚢胞は、肝臓内に胆管細胞由来の嚢胞が形成される病態であり、場合によっては嚢胞の巨大化や数の増加が腹部の圧迫感、血管の閉塞、さらには肝不全を引き起こし、治療介入が必要になることがあります。特にアジア地域における多発性肝嚢胞の原因遺伝子についての解析は、未だ進んでいません。この研究では、国内複数施設との共同研究を通じて、多発性肝嚢胞(PCLD)のケースを集積し、全エクソームシーケンシング(WES)を用いて本邦におけるPCLDの主要な原因遺伝子を同定することを目指している。今年度は、複数施設から集積した検体にWESを実施し、遺伝子変異の解析を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
PCLDの症例は、多施設から集積を行った。研究計画通り、抽出したDNAサンプルからライブラリを調整し、全エクソームシーケンシング(WES)を完了している。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、WESの結果からPCLDの候補遺伝子を特定し、これらの遺伝子変異をゲノム編集技術を用いてヒトiPS細胞に導入する。これにより作成される嚢胞形成モデルを利用して、さらなる解析を進める。
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