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細胆管増生細胞オルガノイドによる細胞外小胞を介した肝障害と線維化の新規機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K07409
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

勝見 智大  山形大学, 医学部, 助教 (70637355)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード細胆管細胞 / オルガノイド
研究開始時の研究の概要

慢性胆汁うっ滞性肝疾患や肝不全は難治性であり肝移植を考慮する必要があるため、根治を目指した創薬開発は急務である。
本研究ではこれらの成果を発展させ、肝細胞および胆管障害後の再生反応と考えられている細胆管増生細胞が炎症と線維化を惹起する主細胞であることを明らかにし、その制御因子としてEVsが病態形成に関与していることを肝障害モデルマウスからの細胆管増生細胞オルガノイド樹立実験により解明する。さらに特定し得たEVsを標的とした分子標的治療薬の開発に向けた基礎研究を行い、今後の難治性肝疾患に対する臨床応用へと発展させたい。

研究実績の概要

本研究では「細胆管増生細胞がEVsを放出し、周囲の炎症細胞や線維化関連細胞を活性化することで炎症増悪と肝線維化を惹起するという新規肝障害機序の解明」を目的としている。
令和5年度は細胆管細胞の単離を計画しているが、現在はPSCモデルマウスのMdr2-/-マウスの飼育に取り組んでいる。
またB6マウスをコントロール群としており、DDC投与による肝障害モデルを作成しており、現在は飼育中の肝障害の程度と肝組織採取を計画している。途中肝障害による個体死もあるため投与量についても慎重に判断している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

細胆管細胞の単離についてはまだモデルマウス飼育とDDC投与までの段階であり、組織学的な検証中のため。今後は組織確認次第単離計画に移行する。

今後の研究の推進方策

モデルマウスの飼育とDDC投与量の検証が終了次第、マウス肝の組織学的な検証を行う。
細胆管増生反応を確認できれば細胞単離に移行する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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