研究課題/領域番号 |
23K07477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
末冨 建 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40749842)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カルモジュリン依存キナーゼ / インフラマソーム / 線維化 / マクロファージ / HFpEF |
研究開始時の研究の概要 |
収縮性の保持された心不全には予後を改善する治療が未だ存在しないため、対症療法ではなく病態に根本的にアプローチする治療が求められている。最近の大規模臨床試験の結果から、心機能低下と炎症の関連が再び注目されている。心負荷に伴う炎症がどのように発生し伝播するのか長らく不明であったが、申請者らの研究により、心筋細胞およびマクロファージのカルシウム・カルモジュリン依存性キナーゼⅡを介したインフラマソームの活性化が、炎症の発生および伝播の鍵となることが明らかになった。この知見をさらに発展させ、心筋細胞および非心筋細胞におけるインフラマソームの制御に基づく新しい心不全治療法の確立を目指す。
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