研究課題
基盤研究(C)
左室収縮能の保たれた心不全(HFpEF)の治療薬の開発が進んでいない理由として発症進展における病態の解明が進んでいないことが挙げられ、適切な動物モデルが得られていないことに起因する。本研究では、HFpEFのマウスモデルを樹立したのちに、これまで我々が報告してきた無菌性炎症や線維化との関連性に焦点をあてHFpEFの発症進展メカニズムについて基礎的検討を行うことを目的とする。本検討により、HFpEFに対する新規創薬に繋がる分子標的を明らかにし、心不全治療への応用を目指す。