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肺高血圧症における炎症の新規分子機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K07579
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

阿部 弘太郎  九州大学, 大学病院, 講師 (20588107)

研究分担者 松島 将士  九州大学, 医学研究院, 助教 (80552869)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード肺高血圧症 / 炎症 / ミトコンドリア / 分子機序
研究開始時の研究の概要

肺高血圧症疾患モデルの病態進展における血漿および組織中のmtDNA増加と、mtDNAをリガンドとする非TLR9経路であるZBP1を介した無菌性炎症の分子機序について検証する。また、ZBP1ノックアウトマウスやヒト肺高血圧症培養平滑筋細胞を用いて、ZBP1阻害による難治性肺高血圧症の治療効果とその下流の分子機序を明らかにする。

研究実績の概要

本研究では、肺高血圧症疾患モデルの病態進展におけるミトコンドリアDNA(mtDNA)増加と、mtDNAをリガンドとする非TLR9経路であるZBP1を介した無菌性炎症の分子機序について検証する。また、ZBP1ノックアウトマウスやヒト肺高血圧症培養平滑筋細胞を用いて、ZBP1阻害による難治性肺高血圧症の治療効果とその下流の分子機序を明らかにする。
今年度は、肺高血圧症疾患モデルの病態進展における血漿および組織中のmtDNA増加と、mtDNAをリガンドとする非TLR9経路であるZBP1を介した無菌性炎症の分子機序について検証した。モノクロタリン誘発性肺高血圧症の血中における経時的なmtDNAマーカー(ATP3, COX4, ND17)を経時的に解析し、肺高血圧症の進展に伴って増加していることを確認した。また、低酸素マウスモデルの肺組織におけるZBP1タンパクの上昇も確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画書通り

今後の研究の推進方策

今後は、ZBP1発現の分布および活性化、サイトカイン(IL6, TNFα, IL-1β)、NFκB発現、病理組織の炎症細胞浸潤を解析する。ZBP1の下流シグナルであるTBK1やIRF3等の発現定量を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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