研究課題
基盤研究(C)
本研究では、「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系が皮膚組織機能を調節し、その活性異常により高血圧が生じる」との仮説を検証するため、1型アンジオテンシンII受容体(AT1受容体)情報伝達系の内在性抑制因子であるATRAP(AT1 receptor-associated protein)に着目し、皮膚特異的RAS活性制御動物、皮膚ケラチノサイト培養細胞およびヒト皮膚検体を用いて、高血圧における皮膚組織RASの病態生理学的意義の解明を目指す。