研究課題/領域番号 |
23K07683
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
石澤 健一 帝京大学, 医学部, 講師 (10772684)
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研究分担者 |
柴田 茂 帝京大学, 医学部, 教授 (60508068)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | KLHL3 / リン酸化 / 高血圧 / カリウム代謝 |
研究開始時の研究の概要 |
KLHL3-Ser433を遺伝的に変異させたマウス (KLHL3 S433A knock-in mouse:KLHL3KI) を作成し、カリウム代謝への影響をin vivoにて検討する。 カリウムの変化に応じて遠位尿細管のNa-Cl共輸送体 (NCC) が変化することは既知であるものの、生体内においてこのプロセスがどこまでKLHL3 Ser433のリン酸化に由来するかは未解明である。そこで、このKLHL3KIのベースラインの電解質を野生型と比較するとともに、カリウム制限食・カリウム負荷を行った際のカリウム値やKLHL3の下流分子の変化を解析する。
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研究実績の概要 |
Kelch-like 3 (KLHL3) はCullin型RING-E3ユビキチンリガーゼの構成分子であり、腎臓尿細管にて標的分子を分解することで電解質調節に関わることが知られている。腎臓において細胞外カリウム濃度の変化がKLHL3のリン酸化を誘導し、基質結合を抑制することで、KLHL3によるユビキチン化を抑制することが報告されている。 そこで、KLHL3-Ser433を遺伝的に変異させたマウス (KLHL3 S433A knock-in mouse:KLHL3KI) を作成し、カリウム代謝への影響をin vivoにて検討した。 このKLHL3KIのベースラインの電解質を野生型と比較し、血清カリウム値の上昇を認めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
カリウム負荷・制限実験を行い、KLHL3下流分子について検討した。
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今後の研究の推進方策 |
KLHL3およびKLHL3-Ser433の腎臓ならびに腎臓外での役割を明らかにし、特にカリウム 代謝に及ぼす影響を臓器連関の観点から検討する。
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