皮膚腫瘍免疫における細胞接着分子EpCAMの機能解析

• 研究課題/領域番号: 23K07750
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53050:皮膚科学関連
• 研究機関: 国際医療福祉大学
• 研究代表者: 森村 壮志 国際医療福祉大学, 医学部, 准教授 (70704328)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: EpCAM / 皮膚腫瘍 / 細胞接着分子

研究開始時の研究の概要

細胞接着分子の一つであるepithelial cell adhesion molecule （EpCAM）は、転移性悪性上皮腫瘍（大腸癌、前立腺癌、乳癌など）にも強く発現することから、腫瘍細胞間の接着や遊走、腫瘍免疫にも関与していると考えられる。皮膚の悪性腫瘍である悪性黒色腫や有棘細胞癌は転移をきたしやすく、生命予後を著しく悪化させる。しかしながら、有効な治療薬がほとんどない。本研究ではEpCAMコンディショナルノックアウトマウスを用いて、皮膚悪性腫瘍及び転移性皮膚悪性腫瘍におけるEpCAMの腫瘍免疫や細胞接着分子の役割を解析し、転移性皮膚悪性腫瘍の治療への応用について検討する。