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アトピー性皮膚炎における角質細胞間脂質と皮膚常在細菌叢のクロストークの解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K07764
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

中島 沙恵子  京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (70574408)

研究分担者 中川 一路  京都大学, 医学研究科, 教授 (70294113)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード皮膚マイクロバイオーム / 角質細胞間脂質 / アトピー性皮膚炎
研究開始時の研究の概要

本申請研究では、AD病態における角質細胞間脂質と皮膚常在細菌叢とのクロストーク、さらには病態への関与を明らかにすることを目的とし、皮膚常在細菌による脂質修飾に着目し、マウスADモデルおよび細菌側因子として脂質修飾遺伝子ノックアウト株を用いて角質細胞間脂質と皮膚常在細菌叢のクロストークの詳細な分子メカニズムを解明することで、新たな病態メカニズムの解明、さらには脂質・細菌叢を起点とした新規治療ターゲットの創出を目指す。

研究実績の概要

本申請研究では、アトピー性皮膚炎の病態における角質細胞間脂質と皮膚常在細菌叢とのクロストーク、さらには病態への関与を明らかにすることを目的とし、皮膚常在細菌による脂質修飾に着目し、マウスアトピー性皮膚炎モデルおよび細菌側因子として脂質修飾遺伝子ノックアウト株を用いて角質細胞間脂質と皮膚常在細菌叢のクロストークの詳細な分子メカニズムを解明することで、新たな病態メカニズムの解明、さらには脂質・細菌叢を起点とした新規治療ターゲットの創出を目指す。
今年度は、黄色ブドウ球菌定着マウスモデルの作成とマウス皮膚脂質プロファイルの検討を行う予定であり、現時点で、ビタミンD誘導体アナログであるMC903をマウス皮膚に連続塗布することでアトピー性皮膚炎様皮膚炎を誘導できるマウスアトピー性皮膚炎モデルマウスに、事前に黄色ブドウ球菌を皮膚定着させた群・定着させなかった群(コントロール群)でマウス皮膚細菌叢および脂質プロファイルの変化を免疫学的解析も含めて行っているところである。実験系は樹立されているものの、いまだデータ取得・解析が終了しておらず、今年度中にデータ解析まで終了させる予定であったため、研究計画に若干の遅れを生じている。次年度以降、データ解析と併せて、分担研究者である中川が作製している脂質代謝酵素ノックアウト黄色ブドウ球菌株とマウスアトピー性皮膚炎モデルを用いた検討を随時おこなっていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

マウス皮膚の細菌叢および脂質プロファイル解析について、実験手技の確立に予定より時間を要したため、研究計画に遅れが発生した。

今後の研究の推進方策

ビタミンD誘導体アナログであるMC903をマウス皮膚に連続塗布することでアトピー性皮膚炎様皮膚炎を誘導できるマウスアトピー性皮膚炎モデルマウスに、事前に黄色ブドウ球菌を皮膚定着させた群・定着させなかった群(コントロール群)でマウス皮膚細菌叢および脂質プロファイルの変化を免疫学的解析も含めた解析を終了させたのち、分担研究者である中川が作製している脂質代謝酵素ノックアウト黄色ブドウ球菌株とマウスアトピー性皮膚炎モデルを用いた検討を随時おこなっていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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