研究課題
基盤研究(C)
近年、ADの病態には、獲得免疫反応ではなく、好酸球、好塩基球、ILC2を主体とする自然免疫反応が中心的な役割を果たすことが明らかになってきている。同じく自然免疫反応に関与する単球のADの病態における役割については分かっていない。本研究ではLy6Chi単球のADの病態に果たす役割を解明する。また ADの研究では、Type2炎症反応を誘発、増幅するような免疫細胞に主に焦点が当たっているが、免疫反応にはアクセルだけでなく、過剰な反応を抑制するブレーキのシステムが必ず備わっていることより、本研究ではLy6Chi単球に着目し、Type2炎症反応を抑制する免疫機構について解明する。