研究課題/領域番号 |
23K07923
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
坂本 啓 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10528300)
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研究分担者 |
柳原 克紀 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40315239)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 病原因子 / 細菌感染 / 薬剤耐性 / 細菌叢 / 宿主免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
院内感染症の起炎菌として大腸菌等の腸内細菌目細菌は検出頻度が高い。更にこれらの抗菌薬への耐性化は世界的な問題であり、本研究では、細菌が宿主に定着・侵入し、病原性を発揮できるようになる適応進化のメカニズムを解明し、そのメカニズムを標的とした治療法・拡散予防法の開発につなげることを目標とする。新規治療法や拡散防止法の開発が急務である。
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研究実績の概要 |
腸内細菌目細菌である大腸菌と肺炎桿菌をを使用して研究を進めた。 肺炎桿菌について、臨床分離株の提供を受け、順次全ゲノム解析を行っている。また、肺炎桿菌の各株をマウス(C57BL6系統)に感染させ、生存率や生存期間などを測定し、病原性の強度をを定義している。さらに、肺炎桿菌の各株について制限培地などにより栄養要求性を計測中。 大腸菌について、臨床分離株の提供を受け、株のストックを開始した。一部の株についてマウス(C57BL6系統)に経口投与し、腸管内への定着性をコロニー計測により計測している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
該当年度から新施設に異動し、実験系の立ち上げを行うにあたり、各種手続きに時間を要し、実験の開始が遅くなったため。
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今後の研究の推進方策 |
やや遅れはあるものの、実験系の立ち上げと遂行は進んでおり、当初の計画通りの内容の研究を施行する。
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