サイトメガロウイルスの経胎盤感染における免疫回避関連遺伝子群の機能解明

• 研究課題/領域番号: 23K07946
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 岐阜薬科大学
• 研究代表者: 腰塚 哲朗 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (20416267)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: サイトメガロウイルス / 免疫回避 / 経胎盤感染

研究開始時の研究の概要

本研究ではCMVが持つ免疫回避能の詳細を解析し、in vivoでの病原性に与える影響の解明を目指す。CMVは宿主特異性が高く、宿主免疫回避能を持ついくつかの遺伝子は、個々の宿主に合わせて変異してきたと考えられる。これらの知見に本研究の成果を統合し、より安全性の高いワクチンの開発に繋げる。CMVの抗体陽性率は低下傾向にあり、先天性CMV感染症の発症リスクは増加すると考えられる。この問題を根本から解決するためにはCMVワクチンの実用化が必要である。本研究によりCMVの免疫回避能の詳細を明らかにすることは、新しいワクチンや治療法の開発に有用である。