研究課題
基盤研究(C)
肥満は生活習慣病、動脈硬化性疾患、がん等様々な疾患の原因となる。現在の肥満治療は食事療法や運動療法などの生活習慣の改善が治療の主軸となるが、その効果は限定的である。エネルギーを消費する褐色脂肪組織の活性化を肥満治療に結びつける試みがなされているが、未だ研究途上である。本研究では、褐色脂肪細胞・ベージュ脂肪細胞における20塩基程度の小さなRNAであるマイクロRNAの役割を明らかにし、治療応用への橋渡しを行う事を目的とする。