研究課題
基盤研究(C)
E23K型KATPチャネルを発現させた遺伝子改変マウス(E23Kマウス)に高脂肪食を負荷し、脳KATPチャネルの活性を電気生理学的手法(脳スライスパッチクランプ)を用いて検討する。KATPチャネル開口を脳においても確認したのち、KATPチャネル開口が認知症発症に直接関与しているか否かを確認するために、KATPチャネルが大きく開口する変異(V59M)型KATPチャネルを脳においてのみ発現しているトランスジェニックマウスを用いてマウスの行動学的検討を行うと同時にKATPチャネル閉鎖薬であるスルホニルウレア(SU)を用いた治療効果についても検討を行う。