研究課題/領域番号 |
23K08034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
寺田 満雄 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (70847441)
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研究分担者 |
鰐渕 友美 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (20566228)
遠山 竜也 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (30315882)
浅野 倫子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70624427)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | ネオアンチゲン / 乳癌 / CDK4/6阻害薬 / 免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
新規分子標的薬のCDK4/6阻害薬は、乳がん治療において重要な役割を果たす。CDK4/6阻害薬は腫瘍の遺伝子変異を蓄積させることが近年報告された。この遺伝子変異の蓄積は、免疫系が腫瘍を排除する目印となる非自己の抗原(ネオアンチゲン)となりうる。CDK4/6阻害薬を用いることで、乳がん細胞から新たなネオアンチゲンを生み出し、抗原特異的な腫瘍免疫反応を誘導できると考えた。本研究では、CDK4/6阻害薬によって生じた乳がんの遺伝子変異から、個別のネオアンチゲンを予測し、CDK4/6阻害薬が腫瘍免疫を活性化させるメカニズムに迫り、ネオアンチゲンを標的としたがんワクチン療法開発への橋渡しを行う。
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研究実績の概要 |
本研究で治療前後のネオアンチゲンの変化を同定するために、CDK4/6阻害薬+ホルモン療法で治療をしている患者およびホルモン療法単独で治療をしている進行再発乳がん患者の治療前後でcfDNAを10例ずつ採取する必要がある。現在、それぞれ半数程度の症例登録及びcfDNA採取が完了している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
対象症例が想定していたよりも少なく、症例確保に難渋しており遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き対象症例を研究に組み入れ、症例集積を行う。 症例が集積でき次第、cfDNAの解析を開始する。
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