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免疫寛容を目指した抗原特異的ゲノム編集制御性T細胞の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K08078
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

内田 浩一郎  順天堂大学, 健康総合科学先端研究機構, 准教授 (80648329)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード移植免疫 / 拒絶反応 / TCRレパトア / 免疫寛容 / 臓器移植 / 制御性T細胞
研究開始時の研究の概要

免疫寛容は、非自己の外来抗原を排除する免疫反応を巧妙に調節する生体の恒常性維持であり、その選択的調整メカニズムには制御性T細胞が関与している。 しかし制御性T細胞の特異性がどのように獲得され、如何に維持されるのかという抑制性免疫記憶の維持メカニズムは未解決な根幹課題である。 臨床臓器移植の拒絶サンプルやマウス異所性心移植拒絶モデルを用いて、アロ抗原に特異性を持つ拒絶エフェクターT細胞のT細胞受容体(TCR)を選定し、遺伝子改変技術を用いて制御性T細胞に発現させることで、より選択的で強力な制御性T細胞の作成に挑戦する。 本課題解明は、臓器移植の新たな免疫抑制戦略の展開につながっていく。

研究実績の概要

移植免疫拒絶反応を惹起するエフェクターT細胞のTCRレパトアを評価すべくマウス異所性心移植拒絶モデルを用いて、アログラフトに浸潤する極少数のCD4およびCD8リンパ球を分離し、RNAを抽出し、その免疫フェノタイプをFACSとqPCRで評価した。また、細胞表面にOVAペプチドを発現させたマウスを作成し、OVAペプチドに反応するTCRレパトアを持つTCRクローンマウスのTregを用いて、その特異性と免疫制御を検討している。これらにより、TCR-Tregを用いた新しい治療法のコンセプトが非臨床モデルを用いて証明される。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

移植心臓に浸潤するT細胞の数が極めて少ないため、TCRレパトア解析に適切な量のRNA抽出に苦労しているため

今後の研究の推進方策

TCRレパトア解析が可能となるTCRクローンマウスをまず用いて、TCR-Treg治療による免疫拒絶の制御メカニズムを解明する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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