• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

尿中インドキシル硫酸の炎症性腸疾患領域における新規バイオマーカーとしての可能性

研究課題

研究課題/領域番号 23K08121
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

池内 浩基  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (80319863)

研究分担者 内野 基  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (00388810)
堀尾 勇規  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10838999)
若林 一郎  兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (70220829)
桑原 隆一  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (90839010)
楠 蔵人  兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90932038)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード潰瘍性大腸炎 / クローン病 / バイオマーカー / 尿中エンドキシル硫酸 / カルプロテクチン
研究開始時の研究の概要

本研究は尿中インドキシル硫酸がIBDの炎症の程度や治療効果の判定に有用であるかどうかを明らかにすることである。 近年、尿を前処置なしで直接蛍光光度の測定によりインドキシル硫酸濃度を測定する方法が中西らにより報告されており、今後安価で容易に測定できるバイオマーカーとして期待できる。

研究実績の概要

保険収載された炎症性腸疾患に対するバイオマーカーは、便中カルプロテクチンとロイシンリッチα2グリコプロテインがある。前者は便を用いた、後者は血液を用いたバイオマーカーであるが、IBD症例の増悪期は便の採取は非常に困難であり、また、血管が細く脆弱な症例が多く、採血も困難な症例が少なくない。そこで、最も簡便に検体の採取ができる尿に着目し、本研究を行うこととした。尿中インドキシル硫酸は腸内環境の指標として用いられており、IBDの再燃時の指標や、治療効果の判定の指標に用いることができれば、IBD患者にとって福音となると考えた。昨年度は研究内容を倫理審査委員会に提出し承認を得た。次に尿中エンドキシル硫酸の測定は外部委託となるため、業者の選定が必要であり、できるだけ低価格での測定ができる業者を選定した。
便中カルプロテクチンとの相関を検討する必要があるが、便中カルプロテクチンと内視鏡検査を同月に行うことは保険上問題があるため、内科医とも検討し、採血、採尿、内視鏡検査の施行時期について検討した。
上記の検討により研究が開始できる条件が整ったため、2024年5月から症例の集積を開始する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

すでに保険収載されているカルプロテクチンと内視鏡検査を同月に行うことができないため、どのようなスケジュールで、採尿、採血、内視鏡検査を行うのが最も効果的であるかの検討に時間を要した。

今後の研究の推進方策

前述したように、症例集積の準備は整ったため、2024年5月より症例の集積を開始する予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi