ステントグラフト末端の術後新規エントリー発症機序解明のための流体・構造力学的解析

• 研究課題/領域番号: 23K08260
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 自治医科大学
• 研究代表者: 岡村 誉 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (70438646)
• 研究分担者: 中村 匡徳 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20448046)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: ステントグラフト

研究開始時の研究の概要

本研究では、大血管術後の患者のステント末端部の血管壁に作用する機械的ストレスを数値流 体計算および構造力学計算の2つから定量するとともに、MRIによって血流量・血流方向を測定し、血流的視点から術後distal SINE発症の機序を明らかにする.本研究によって、大動脈ステントグラフト治療の重大な合併症の一つであるdistal SINEの機序が明らかになり、予防法の確立および治 療成績改善への臨床応用に展開することが期待される.