心筋再生医療のための基盤研究; ヒトiPS細胞由来心筋細胞の成熟促進方法の開発

• 研究課題/領域番号: 23K08265
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人国立循環器病研究センター
• 研究代表者: 天野 恭志 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 上級研究員 (20549331)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: hiPSC-CM / CM maturation / 3D culture

研究開始時の研究の概要

心不全に対する新規治療法として、ヒト人工多能性幹細胞(human induced pluripotent stem cell; hiPSC)由来心筋細胞(以下、hiPSC-CM)の移植療法の開発が進められているが、今後この治療法が臨床の場で使用されるために、極めて幼若な心筋細胞である点を克服しなければならない。本研究では、3D培養における最新の技術と知識を駆使して、様々な方法による成熟のためのトレーニングを効果的に行うための系を確立する。そして、hiPSC-CMの成熟度向上を体系的に比較検討し、臨床応用可能かつ高効率の成熟心筋細胞作成方法を確立することを目的とする。