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小細胞肺癌に対する二重特異性Ligand型CAR-T細胞を用いた新規治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K08310
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関信州大学

研究代表者

原 大輔  信州大学, 医学部附属病院, 医員 (90761007)

研究分担者 田中 美幸  信州大学, 医学部, 講師(特定雇用) (10550478)
清水 公裕  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (90375535)
三島 修治  信州大学, 医学部附属病院, 医員 (50938347)
松岡 峻一郎  信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (70868091)
三浦 健太郎  信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (70624716)
江口 隆  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (50447744)
濱中 一敏  信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (20419386)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードCAR-T細胞療法 / ピギーバックトランスポゾン / 小細胞肺癌 / CAR-T細胞
研究開始時の研究の概要

近年、悪性腫瘍に対する新たな遺伝子療法の一つとしてCAR-T細胞療法が注目されている。
そこで我々は肺癌の中でも極めて予後が悪い小細胞肺癌に対して、従来のCAR-T細胞ではみられなかった二重特異性という特徴を有する「新規Ligand型CAR-T細胞治療」の開発を信州大学小児科学教室と共同で進めている。
本研究は、①新規Ligand型ALK CAR導入率およびT細胞増殖能の改良、②動物モデルを用いた抗腫瘍効果の検証、③副作用の検証、を行い、この二重特異性を持つ新規Ligand型ALK CAR-T細胞を小細胞肺癌に対する新たな治療戦略として臨床応用することを目的としている。

研究実績の概要

本年度は小細胞肺癌細胞株を用いたマウスモデルの検討および、CAR発現の安定性と向上を期待したspacerの検討を実施した。小細胞肺癌株は当科が有する2種類の細胞株を対象に、ルシフェラーゼをウイルス法で導入し、single cell cloningを実施した。共培養試験で抗腫瘍効果に変化がないことを確認し、NGSマウスに尾静脈投与した。腫瘍は全身転移モデルとしてIVISで検出が可能で、ヒト小細胞肺癌全身転移モデルを作成することが可能となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今後の検証に必要不可欠であるマウスモデルの作成に成功した。

今後の研究の推進方策

次年度以降は、スペーサーの検証に加え、培養法の最適化を進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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