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安静時functional MRIを用いた意識の可視化

研究課題

研究課題/領域番号 23K08330
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

岡田 雅子  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (00622549)

研究分担者 野村 有紀  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (60643955)
佐藤 仁昭  神戸大学, 医学研究科, 准教授 (80403286)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード意識の可視化 / 周術期fMRI / pharmacological fMRI
研究開始時の研究の概要

麻酔・鎮静時や意識障害患者の意識レベルの客観的評価には現在脳波が主に用いられているが、脳のどこでどのような活動が起きているかはまだまだ謎に包まれている。ヒトの中枢レベルでの研究は近年非侵襲で行えるfunctional MRI(fMRI:機能的核磁気共鳴画像)により発展が目覚ましく、“resting-state fMRI : 安静時fMRI”の開発により、鎮静・深麻酔・意識低下時でも脳活動の変化をみることが可能となった。安静時fMRIを行うことにより、意識障害患者の脳活動の解析による「意識の可視化」を目的として、周術期fMRIの臨床応用を目指す。

研究実績の概要

麻酔・鎮静時谷意識障害患者の意識レベルの客観的評価は医療者のみならず患者自身やその家族にとっても大きな問題である。ICUにおける重症患者で、意識障害が遷延する症例に対してはCT,可能であればMRIなどの画像診断で器質的な評価を行ったうえで、意識レベルの評価としては脳波が主に用いられているが、客観的評価が可能とはいいがたい状況である。
ICUの入室患者の中には治療経過が順調であるにもかかわらず、意識障害の遷延する患者が存在する。意識障害患者の意識レベルの客観的評価を安静時functional MRIを行うことでICU入室者における遷延する意識障害の評価の一助になる可能性があることに注目し、患者リクルートメントを行っている。
また、関連研究となる麻酔中のfMRIに関して論文投稿中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

ICU重症患者の治療過程で意識障害が遷延する患者の選択およびfMRIの撮像まで可能な症例の選定が遅滞しており当初の予定より研究が遅れている。

今後の研究の推進方策

対象症例の選定方法の検討および、ICU関係者、関係各部署との連携を図ることを進めている。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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