研究課題/領域番号 |
23K08335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
五代 幸平 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (20767488)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / ヘム・オキシゲナーゼ -1 / α2δリガンド / グリア / グリア細胞 / カルシウムチャネルα2δリガンド |
研究開始時の研究の概要 |
神経障害性疼痛は難治性・慢性の疼痛である。神経障害性疼痛治療薬であるカルシウムチャネルα2δリガンド(以下、α2δリガンド)は脊髄後角において、ヘム・オキシゲナーゼ-1(HO-1)を介してグリア細胞の活性化を抑制する。しかしながら、その作用機序は不明な点が多い。 iβARK等によるグリア細胞の特異的な活性修飾とCre-loxpシステムを用いたグリア細胞特異的なHO-1遺伝子欠損を行い、α2δリガンドによる鎮痛効果への影響を検討する。研究によってα2δリガンドの鎮痛メカニズムが明らかとなれば、有効性の高い新たな神経障害性疼痛治療薬の開発へつながることが期待される。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、α2δリガンドによる脊髄後角におけるHO-1を介した鎮痛効果について、主体となるグリア細胞の細胞種を解明することである。 ミクログリアおよびアストロサイトの培養条件を整えているところである。また、C57BL6マウスを用いて神経障害性疼痛モデルを作成して、行動実験を行っている。しかし、安定したデータが得られておらず、条件を検討しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ミクログリアおよびアストロサイトの培養条件を整えているところである。また、C57BL6マウスを用いて神経障害性疼痛モデルを作成して、行動実験を行っている。しかし、安定したデータが得られておらず、条件を検討しているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、培養条件や行動実験の条件を再検討する。暗転したデータが得られない場合には、神経障害性疼痛においてiβARKを用いて、脊髄後角のミクログリアもしくはアストロサイトを抑制し、α2δリガンドの鎮痛効果への影響を検討していく。
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