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重症呼吸器疾患の評価における間接熱量計から求めた肺の酸素消費量の有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K08363
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

吉田 圭佑  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (00769573)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
キーワード間接熱量計 / 急性呼吸窮迫症候群 / ARDS / 重症肺炎 / 酸素消費量
研究開始時の研究の概要

近年、小型の間接熱量計が改良され、人工呼吸器回路に小型のポートを組み込むことで、より迅速かつ非侵襲的に酸素消費量(VO2 resp)を知ることができるようになった。このVO2 respは全身の酸素消費量であり、動脈血液ガス分析や中心静脈カテーテルから計算できる酸素消費量(VO2 fick、肺での酸素消費量は含まれない)との差は、肺での酸素消費量を反映する。われわれは、重症呼吸器疾患の患者ではVO2 respとVO2 fickの差(ΔVO2とする)が肺の炎症の状況を反映するのではないかと考えた。本研究の目的は、重症呼吸器疾患の重症度評価におけるΔVO2の有用性を調べることである。

研究実績の概要

研究に用いる予定であった間接熱量計Q-NRG+(日本光電、東京)は、2023年中に購入することができたが、機械のエラーへの対応の必要があり、その対応に数か月を要した。現在は修理が完了し、問題なくデータを取得することができることの確認を終えた。また、間接熱量計から安定したデータを得るために、装着時間などの検討を要した。
また、当初使用予定であった血行動態モニタリングであるFloTrac(Edwards Lifesciences)が、当院の集中治療室で故障などのため使うことができなくなったため、代替製品としてLiDCO(Masimo)を使用するように研究デザインを変更せざるを得なくなった。そのための倫理委員会の手続きなどに数か月を要したため、予定よりやや遅れているが、本報告書作成時点(2024年5月)の時点で、対象患者が発生すればデータ取得をできる環境を整えることができている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究に用いる予定であった間接熱量計Q-NRG+(日本光電、東京)は、2023年中に購入することができたが、機械のエラーへの対応の必要があり、その対応に数か月を要した。また、当初使用予定であった血行動態モニタリングであるFloTrac(Edwards Lifesciences)が、当院の集中治療室で故障などのため使うことができなくなったため、代替製品としてLiDCO(Masimo)を使用するように研究デザインを変更せざるを得なくなった。そのための倫理委員会の手続きなどに数か月を要したため、予定よりやや遅れているが、本報告書作成時点(2024年5月)の時点で、対象患者が発生すればデータ取得をできる環境を整えることができている。

今後の研究の推進方策

現時点でデータ取得する環境を整えることができたため、今後は対象患者が発生し次第データを取得することができる。本研究課題を進めるために、データを取得しつつ、英語論文の作成を並行して進めていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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