研究課題/領域番号 |
23K08401
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
|
研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
太田 浄 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (30761100)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 青斑核 / ノルアドレナリン作動性神経系 / 島皮質 |
研究開始時の研究の概要 |
ノルアドレナリン作動性神経系の中枢における青斑核(A6)ニューロンと島皮質に投射するサブセット(A1/A2)との機能的結合性を解明し、逆行性ウィルスベクター(AAV2-retro)を用いた、薬理遺伝学的手法を基盤にした行動機能および神経活動の解析を行うことによって、ノルアドレナリンを介した大脳皮質領域の新たな慢性痛ネットワークを明らかにする。また島皮質と類似した解剖学的条件を揃えており、近年慢性痛における機序が明らかになりつつある内側前頭前野皮質(Prelimbic cortex)との相違点について検討する。本研究の結果によって慢性痛を維持するメカニズムが新たに理解されるとともに、臨床的な治療目標が明確になることを期待する。
|
研究実績の概要 |
ノルアドレナリン作動性神経系の中枢における青斑核(A6)ニューロンと島皮質に投射するサブセット(A1/A2)との機能的結合性を解明し、逆行性ウィルスベクター(AAV2-retro)を用いた、薬理遺伝学的手法を基盤にした行動機能および神経活動の解析を行うことによって、ノルアドレナリンを介した大脳皮質領域の新たな慢性痛ネットワークを明らかにする。また島皮質と類似した解剖学的条件を揃えており、近年慢性痛における機序が明らかになりつつある内側前頭前野皮質(Prelimbic cortex)との相違点について検討する。本研究の結果によって慢性痛を維持するメカニズムが新たに理解されるとともに、臨床的な治療目標が明確になることを期待する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
実験計画の初期段階において、免疫組織学的な解析手法に難渋している。
|
今後の研究の推進方策 |
免疫抗体や顕微鏡の撮影方法を変更するなど新たな方法を模索する予定である。
|