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低親和性神経成長因子受容体選択的リガンド:LM11A-31による術後認知機能障害予防戦略

研究課題

研究課題/領域番号 23K08411
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

山蔭 道明  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70285005)

研究分担者 平畑 知輝  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00966301)
茶木 友浩  札幌医科大学, 医学部, 助教 (30758701)
佐藤 慧  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (90884346)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード術後認知機能障害 / 低親和性神経成長因子受容体 / LM11A-31
研究開始時の研究の概要

高齢化が進む日本においては、高齢患者を対象とした手術・麻酔管理の機会が増加しており、術後認知機能障害(POCD)が問題視されている。POCDは彼らの社会復帰を妨げ、QOLを著しく低下させる。本研究では、老齢マウスを用いたPOCDモデルを実験対象として、アルツハイマー型認知症の進行を抑制するとされる低親和性神経成長因子受容体選択的リガンド:LM11A-31に着目し、POCDの予防薬としての可能性を探求する。

研究実績の概要

本研究では、低親和性神経成長因子受容体p75選択的リガンドであるLM11A-31の術後認知機能障害予防効果を検証することであり、POCDに対する新たな治療戦略を提言することを採取的な目標としている。本研究ではまず、全身麻酔および手術侵襲を加えたPOCDモデルマウスに対して、実際にLM11A-31による術後認知機能障害改善効果が認められるかどうか検証を行った。その結果、LM11A-31を投与したマウスにおいて、バーンズ迷路試験の結果が改善する傾向を認めた。今後は、統計学的な有意差が得られるよう対象数を増やし、p75の発現や局在についても検討を行なっていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

他業務との兼ね合いの結果、本研究課題に注力する時間が多く確保できなかった。研究分担者と相談の上、業務の再分配も考慮し、本課題を推進していく。

今後の研究の推進方策

今後は、行動学的実験において統計学的な有意差が得られるよう、対象数を増やすとともに、p75の発現、神経炎症やアポトーシスの評価など、機序を解明するアプローチを推進する予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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