研究課題/領域番号 |
23K08419
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大島 純弥 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (40835138)
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研究分担者 |
渋谷 陽一郎 筑波大学, 医学医療系, 講師 (50783883)
佐々木 薫 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10536220)
相原 有希子 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (70707801)
関堂 充 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40372255)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 疎性結合組織移植 / PAT移植 / 重度四肢外傷 / 開放骨折 / 疎性結合組織 / 骨露出 / 人工物露出 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究はPATの生着メカニズムを解明し、適応拡大を検討することが目標である。 予備研究で作成したPAT移植モデルを用いて、PATの架橋現象、血流再開を検討するため蛍光試薬、免疫染色、電子顕微鏡、遺伝子発現などにより評価を行う。また生着率向上のための方法についても検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的はPATの生着メカニズムを解明し、重度四肢外傷治療において皮弁手術に変わる術式=Fix & PATを確立することである。またこの術式は手技が簡便である上、全身における骨露出や人工物露出など対象疾患が広いため、皮膚科医、整形外科医、脳外科医、救急医、一般外科医、内科医など創傷に関わる全ての医師が施行できることが理想と考える。本研究はすべての患者に対し、より低侵襲かつ実現可能な軟部組織再建を提供することを最終目標としている。 我々はPATの生着メカニズムが遊離皮膚移植の生着と同様であると仮定し、遊離皮膚移植が生着する過程をPAT生着で再現、評価する実験を計画した。 2023年度は頭部骨露出創に対するPAT移植モデルを作成し、再現性、適切な創傷処置、飼育方法について確認した。またこのモデルの有用性について学会発表を行った。 またPATを使用した臨床症例についての学会発表と論文発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
先行文献に準じてPAT移植モデルにおいて、乏血流組織上での血管新生部位の同定を試みているが達成できていない。
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今後の研究の推進方策 |
実験計画で挙げた研究を進める一方、他の血管新生の評価方法について模索する方針である。
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