• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

敗血症関連脳症の新たな治療ターゲットとしての血液脳関門グリコカリックスの動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 23K08444
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

数馬 聡  札幌医科大学, 医学部, 講師 (20722060)

研究分担者 吉川 裕介  札幌医科大学, 医学部, 講師 (40721759)
齋藤 菜摘  札幌医科大学, 医学部, 助教 (20737382)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード敗血症性脳症 / グリコカリックス / グリア / デクスメデトミジン / 敗血症関連脳症 / セボフルラン / 敗血症
研究開始時の研究の概要

敗血症関連脳症(SAE)は敗血症に伴う全身性炎症反応が脳内に波及することによってせん妄や認知症などの精神症状を呈する間接的な臓器障害の一つである.SAE の一因としてミクログリアの活性化やアストロサイトの減少が示されているが,機序は明らかでない.血液脳関門(BBB)の血管内皮細胞は内皮グリコカリックス(eGCX)が極めて発達した構造を有しており,脳内炎症反応の制御に関与していると考えられているが,SAE との関連は明らかではない.本研究では,SAEの病態機序に関して,BBBに存在するeGCXの障害に焦点を当て,eGCXを保護する可能性のあるセボフルランなどの薬剤による治療有効性の評価を行う.

研究実績の概要

C57BL/6マウスを用いてLPSを腹腔内投与し敗血症モデルを作製した.これらの24時間後の脳組織を採取し,BBBのeGCXの障害を評価し,脳実質の組織学的評価およびグリア細胞の免疫組織化学による評価およびレクチンによるeGCXの定量評価した.現時点で敗血症モデルにおいて有意にeGCXが障害されていることを示している.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

実験動物および試薬納品の遅れ,欠品.また,マンパワーが充足していないことが理由としてあげられる.

今後の研究の推進方策

今後マンパワーの確保を中心に当初の予定を満たしていく予定である.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 図書 (1件)

  • [図書] Biochem Biophys Res Commun2023

    • 著者名/発表者名
      Sawashita Y, Kazuma S, Tokinaga Y, Kikuchi K, Hirata N, Masuda Y, Yamakage M.
    • 総ページ数
      6
    • 出版者
      Elsevier
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi