研究課題
基盤研究(C)
脳損傷によって興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸が神経細胞の周囲で過剰になり,神経細胞内に多量のカルシウムイオンが流入することで,最終的に神経細胞死が引き起こされると考えられている。NCDAP1はカルシウムイオン依存性の神経細胞死に関与しているものの、その分子メカニズムは不明なままである。本研究では、NCDAP1の機能解析をおこない、NCDAP1による神経細胞死とその分子制御機構の解明に取り組む。