研究課題/領域番号 |
23K08490
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
中間 楽平 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (40886149)
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研究分担者 |
松村 洋輔 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (00466707)
伊澤 祥光 自治医科大学, 医学部, 准教授 (90565699)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 経カテーテル的動脈塞栓術 / イミぺネム/シラスタチン / 腸管虚血 / イミペネム/シラスタチン / 下部消化管出血 |
研究開始時の研究の概要 |
高齢化などに伴い下部消化管出血患者は増加している。内視鏡的止血が困難な症例には経カテーテル的動脈塞栓術 (TAE)が選択されるが、合併症として腸管虚血から手術に至る危険性がある。 抗菌薬であるイミペネム/シラスタチン (チエナム)は24-48時間程度で再開通する一時的塞栓物質として働き腸管虚血を起こさないという報告がある。しかし、確実に止血可能か、腸管虚血が回避可能かに関する基礎研究は皆無であり、未解明な点が多い。 本研究の目的は、チエナムによるTAEの止血の確実性と虚血の危険性を評価することで合併症ゼロのTAE実現を目指し、革新的な下部消化管出血治療戦略を確立することである。
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研究実績の概要 |
本年度は研究者の異動があり、研究環境の変化により実験に取り掛かることが困難であった。 次年度以降実験および結果の解析に取り組む予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究担当者の異動などにより、現時点では実験を開始することが出来ていない。
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今後の研究の推進方策 |
ブタを用いて各種塞栓物質により腸管の血管を塞栓し、その虚血の程度を血管造影および病理学的に評価を行い、その差を確認する実験を行う。 結果が判明次第、学会発表ならびに論文発表を行なっていく。
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