研究課題/領域番号 |
23K08498
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
吉田 和道 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90598921)
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研究分担者 |
近藤 祥司 京都大学, 医学研究科, 准教授 (80402890)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 放射線障害 / DNA障害 / 動物モデル / 細胞老化 / 老化細胞除去薬 / ApoEノックアウトマウス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、放射線治療後の長期副作用一つである動脈硬化に対する予防治療法の確立を目指し、老化細胞除去薬(Senolytic drug)の放射線誘発性動脈硬化に対する抑制効果をモデルマウスで検証することである。 高齢社会の到来とともに、担癌患者などの放射線治療後の動脈硬化悪化という新しい課題が浮上しつつある。最新の老化研究の成果である慢性炎症除去や老化細胞除去のアプローチによるその治療効果を検証する。
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研究実績の概要 |
【目的】本研究の目的は、放射線治療後の長期副作用一つである動脈硬化に対する予防治療法の確立を目指し、老化細胞除去薬(Senolytic drug)の放射線誘発性動脈硬化に対する抑制効果をモデルマウスで検証することである。 【研究計画】研究計画として、当初以下のような年度ごとの計画を立てた。2023年度:老化細胞除去薬の効果検証に向けた放射線照射後の動脈硬化促進動物モデルの改良 2024年度:複数の老化細胞除去効果の期待できる候補薬剤を用いて、放射線照射群・非照射群での動脈硬化進行の予防効果を検証する。 2025年度:効果のあった老化細胞除去薬について、至適投与法を確立する。 【2023年度の研究進捗】放射線誘発性の動脈硬化促進機序を解明するために既に我々が確立したモデルマウス(J Am Heart Assoc. 2021 Jul 20;10(14):e020712.)を用いて、候補薬剤あXの投与実験を開始した。投与量・投与時期など条件を変えて至適投与法を検討中であるが、動脈硬化の形成範囲が縮小するなど一定の効果が期待できる結果も出ている。薬剤投与実験と並行して、放射線を全身照射するという現在のモデルマウスの問題点を克服した、局所照射による薬剤効果判定により適したモデルの作成を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
概ね当初の研究計画通りに進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画に沿って、局所照射モデルを数か月以内に完成させ、老化細胞除去薬の投与実験をさらに進める。
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