幾何学的因子と血流の時間的空間的複雑性の定量による頚動脈狭窄症進行機序の解明

• 研究課題/領域番号: 23K08541
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 鈴木 秀謙 三重大学, 医学系研究科, 教授 (90345976)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 頚動脈狭窄症 / 数値流体力学

研究開始時の研究の概要

頚動脈エコーなどを用いた検診により、無症候性頚動脈狭窄症や頚動脈プラークが見つかることは多い。脳梗塞を予防するためには、これらの無症候性病変の進行を抑制することが重要である。頚動脈狭窄症の進行には生活習慣病などの全身因子に加え、局所の幾何学的または血行力学的因子が重要な役割を果たすと考えられる。本研究ではまず仮想頚動脈狭窄症モデルを用いて、狭窄進行に寄与する局所因子を他覚的に評価する指標として頚動脈の分岐角度、捻れ、蛇行率及び血流の時間的空間的複雑性を示す新たなパラメーターを開発する。その妥当性を検証した後、さらに大規模前向き研究での検証を開始する。