研究課題/領域番号 |
23K08589
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
魚谷 弘二 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (30708087)
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研究分担者 |
吉田 晶 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 技術職員 (00910514)
尾崎 敏文 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (40294459)
藤原 智洋 岡山大学, 大学病院, 講師 (80639211)
田澤 大 岡山大学, 大学病院, 准教授 (90415513)
三澤 治夫 岡山大学, 大学病院, 助教 (60448222)
小田 孔明 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10751836)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脊髄腫瘍 / ウイルス治療 / 脊椎脊髄腫瘍 |
研究開始時の研究の概要 |
(1) 腫瘍細胞株と正常神経細胞における CAR と hTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果と正常細胞への影響を評価する。 (2)患者腫瘍検体からの初代培養細胞におけるCARとhTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果を評価する。(3)患者腫瘍切片でのCARとhTERT の発現及び、ウイルスの感染効率を評価する。(4)ラットにおける脊椎脊髄腫瘍モデルを作製し 腫瘍切除後にテロメライシンを切除部に投与し、抗腫瘍効果と正常組織への影響を評価する。
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研究実績の概要 |
研究概要:(1) 腫瘍細胞株と正常神経細胞における CAR と hTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果と正常細胞への影響を評価する。 (2)患 者腫瘍検体からの初代培養細胞におけるCARとhTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果を評価する。(3)患者腫瘍切片でのCARとhTE RT の発現及び、ウイルスの感染効率を評価する。(4)ラットにおける脊椎脊髄腫瘍モデルを作製し 腫瘍切除後にテロメライシンを切除部に投 与し、抗腫瘍効果と正常組織への影響を評価する。 上記において現在のところ脊髄腫瘍細胞株及び正常神経細胞を用いたOBP-301,401の抗腫瘍効果を評価し、ウイルスの抗腫瘍効果を確認した。正常細胞への影響を評価するために予備実験を行っている。またCARおよびhTERTの発現を分子生物学的手法で検討し、ある一定の傾向を得た。臨床腫瘍検体を用いて、CAR,hTERTの発現およびウイルスの感染傾向を評価した。悪性腫瘍でのより強い有効性が期待できた。動物実験を進めるための計画書の承認を得て、脊髄腫瘍のラットモデルを作成し始めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究概要:(1) 腫瘍細胞株と正常神経細胞における CAR と hTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果と正常細胞への影響を評価する。 (2)患者腫瘍検体からの初代培養細胞におけるCARとhTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果を評価する。(3)患者腫瘍切片でのCARとhTE RT の発現及び、ウイルスの感染効率を評価する。(4)ラットにおける脊椎脊髄腫瘍モデルを作製し 腫瘍切除後にテロメライシンを切除部に投 与し、抗腫瘍効果と正常組織への影響を評価する。 上記において現在のところ(1)については8割は終了している。正常細胞への影響の評価方法を検討中である。(2)、(3)に関しては倫理委員会承認のもと、症例があれば実施できている。
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今後の研究の推進方策 |
研究概要:(1) 腫瘍細胞株と正常神経細胞における CAR と hTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果と正常細胞への影響を評価する。 (2)患者腫瘍検体からの初代培養細胞におけるCARとhTERT の発現及び、テロメライシンによる抗腫瘍効果を評価する。(3)患者腫瘍切片でのCARとhTE RT の発現及び、ウイルスの感染効率を評価する。(4)ラットにおける脊椎脊髄腫瘍モデルを作製し 腫瘍切除後にテロメライシンを切除部に投 与し、抗腫瘍効果と正常組織への影響を評価する。 上記において現在のところ(1)については正常細胞への影響の評価を行う。(2)、(3)に関しては症例があれば実施していく。(4)に関しては動物実験とDNA組み換え実験の承認は得られており、脊髄腫瘍モデルを作成しウイルス投与を行っていく。
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