研究課題/領域番号 |
23K08593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
白井 寿治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20397186)
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研究分担者 |
寺内 竜 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20575154)
中西 徹 就実大学, 薬学部, 教授 (30243463)
下村 征史 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (50935393)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | CD81 / エクソソーム / 骨肉腫 / 分子標的薬 |
研究開始時の研究の概要 |
骨肉腫は, 一度転移を生じると根治を目指すことが難しく, 他臓器転移が生命予後を左右する. 一方, テトラスパニンファミリーの一つであるCD81は, 細胞増殖やシグナル伝達に関係すると考えられている. われわれはCD81が骨肉腫細胞で発現しており, CD81KO骨肉腫細胞では増殖・肺転移が劇的に抑制されることを報告してきた. また, CD81はエクソソームの代表マーカーであり, 骨肉腫の転移の機構にエクソソームによる肺組織への関与が示唆される. 本研究の目的は, 骨肉腫の肺転移におけるCD81の役割をエクソソームの観点から紐解き, 原発巣治療・転移抑制につながる抗体製剤を開発することである.
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研究実績の概要 |
本年は、骨肉腫細胞株143BおよびCD81 knock out株から放出されるエクソソームを回収した。回収したエクソソームのmiRNAについては遺伝子発現解析を行った。 またヌードマウスに143B細胞を尾静注し、肺転移をきたすための投与細胞数や期間についての検討も行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ヌードマウスに投与するためのエクソソームは回収完了しており、プロトコールの最終的な調整が完了すればin vivoでの実験が開始できる状況である。
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今後の研究の推進方策 |
in vivoでの実験を進め、骨肉腫細胞由来のエクソソームと肺転移の促進との関連性を評価する。
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