配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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研究開始時の研究の概要 |
骨肉腫は, 一度転移を生じると根治を目指すことが難しく, 他臓器転移が生命予後を左右する. 一方, テトラスパニンファミリーの一つであるCD81は, 細胞増殖やシグナル伝達に関係すると考えられている. われわれはCD81が骨肉腫細胞で発現しており, CD81KO骨肉腫細胞では増殖・肺転移が劇的に抑制されることを報告してきた. また, CD81はエクソソームの代表マーカーであり, 骨肉腫の転移の機構にエクソソームによる肺組織への関与が示唆される. 本研究の目的は, 骨肉腫の肺転移におけるCD81の役割をエクソソームの観点から紐解き, 原発巣治療・転移抑制につながる抗体製剤を開発することである.
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