研究課題
基盤研究(C)
軟骨が変性しすり減る病態を解明するために、マウスに変形性関節症を人為的に生じさせ、組織を採取して切片を作製し、顕微鏡で観察する方法が用いられる。その際にどの程度軟骨が変性したかは、現在は一般的に人間が評価しているが、検者の主観に左右される点や、検者間で評価結果が異なってしまう点が問題となる。本研究では、AIによって自動的に軟骨変性の程度を評価するシステムの開発を試みる。それによって、将来行われる多くの研究の妥当性や客観性を向上させることを目指す。