研究課題
基盤研究(C)
関節リウマチ(RA)患者においては、3大炎症性サイトカインであるIL-1、IL-6及びTNFαの血清濃度が上昇していることが知られている。申請者はIL-6の刺激で直接活性化されることが知られている転写因子であるStat3が、IL-1、あるいはTNFαの刺激によっても間接的に活性化されることを明らかとし、RAに対する新たな治療標的となり得ることを見出している。本研究ではStat3阻害剤による新たなRA治療法の開発を目指す。