研究課題/領域番号 |
23K08690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
木村 由佳 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (40455746)
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研究分担者 |
石橋 恭之 弘前大学, 医学研究科, 教授 (80292142)
津田 英一 弘前大学, 医学研究科, 教授 (00361014)
千葉 大輔 弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (70587055)
牧野 美里 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (80565507)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 膝前十字靭帯損傷 / 再損傷 / 神経筋コントロール / 膝前十字靭帯 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではACL再建術後のスポーツ選手を対象に①ACL再建術後に生じる体幹・股関節・膝関節のキネマティクス・キネティクスと筋活動の関連について、術前、術後の経時的変化を検討する。さらに②術後の動作パターンに与える因子として客観的評価に基づく膝関節機能、筋力、患者立脚型評価、心理的因子との関連を検討する。 本研究ではACL再建術後のスポーツ選手を新たな側面から評価することで、術後の特徴的な動作パターンが生じるメカニズムを解明し、再損傷予防をめざした安全なスポーツ復帰基準の設定やリハビリテーションプログラムの作成に役立つ非常に特色のある研究になると考えられる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は膝前十字靭帯(ACL)再建術後の患者を対象に、再損傷のリスクとされる術後の非対称動作や、神経筋コントロール機能を解明することで、再損傷を予防するためのリハビリテーションプログラムの作成や安全なスポーツ復帰基準を設定することである。 再損傷率が高い若年者を対象に術前から術後の筋力回復について調査をしたところ、男女とも膝周囲筋力についてはスポーツ復帰の前には、下肢対称性指数(Limb Symmetry Index: LSI)は90%以上であった。しかし、男性では術後2年まで患側、健側とも膝屈曲・伸展筋力は増加するのに対して、女性では術後6カ月以降筋力の有意な増加を認めなかった。これらの筋力回復と神経筋コントロールの関連については、さらなる解析を要する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
3次元動作解析に参加可能な若年アスリートが減少し、予定の被験者数を獲得できていない。
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今後の研究の推進方策 |
年齢の上限をあげるなど、対象を拡大して、被験者のリクルートを行う。
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