研究課題/領域番号 |
23K08721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
鳥本 一匡 奈良県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (10382293)
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研究分担者 |
後藤 大輔 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00597370)
藤本 清秀 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (50264867)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 間質性膀胱炎 / 血液バイオマーカー / 腸内細菌叢 / 脂質代謝 |
研究開始時の研究の概要 |
間質性膀胱炎・膀胱痛症候群は病態の詳細が解明されておらず、診断基準の客観性ならびに治療の選択肢は十分ではない難病である。実臨床では、診断に豊富な経験が必要である。国内外で尿または血液バイオマーカー研究が行われてきたが、未だ臨床応用に至っていない。本研究では、先行研究の成果に基づいて、血液バイオマーカー候補(アナンダミド)について有用性の検証を進めるとともに、必須脂肪酸であるリノール酸の摂取および代謝を中心に解析してIC/BPSの病態解明を目指す。
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研究実績の概要 |
【目的①】「HICおよびBPS患者では必須脂肪酸(リノール酸およびα-リノレン酸)の摂取 状況(量またはバランス)が患者、OAB患者、下部尿路症状のないまたは軽微な対照者とは異なる」という仮説を検証する。【目的②】「HICおよびBPS患者では腸内細菌叢およびリノール酸代謝の変化がある」という仮説を検証する。 [進捗状況] HICおよびOAB患者の食事調査ならびに血液・糞便検体の採取は終了している。2024年夏までにBPS患者および対照者の食事調査ならびに血液・糞便検体の採取を終え、2024年中に解析を終える予定である。
【目的③】HICまたはBPSの診断マーカーとして、血清アナンダミドの有用性を検証する。 [進捗状況]2024年中に多施設共同研究を開始する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究に充てたエフォートに応じた進捗状況である。
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今後の研究の推進方策 |
【目的①】「HICおよびBPS患者では必須脂肪酸(リノール酸およびα-リノレン酸)の摂取 状況(量またはバランス)が患者、OAB患者、下部尿路症状のないまたは軽微な対照者とは異なる」という仮説を検証する。【目的②】「HICおよびBPS患者では腸内細菌叢およびリノール酸代謝の変化がある」という仮説を検証する。 [進捗状況] HICおよびOAB患者の食事調査ならびに血液・糞便検体の採取は終了している。2024年夏までにBPS患者および対照者の食事調査ならびに血液・糞便検体の採取を終え、2024年中に解析を終える予定である。
【目的③】HICまたはBPSの診断マーカーとして、血清アナンダミドの有用性を検証する。 [進捗状況]2024年中に多施設共同研究を開始する予定である。
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