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腫瘍局所代謝改変タンパク質を用いたエフェクター細胞疲弊解除機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K08735
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

定平 卓也  岡山大学, 大学病院, 助教 (20733322)

研究分担者 渡部 昌実  岡山大学, 大学病院, 教授 (70444677)
荒木 元朗  岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90467746)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード遺伝子治療 / 代謝 / 癌微小環境
研究開始時の研究の概要

癌微小環境における代謝制御機構にもとづくエフェクター細胞疲弊解除機構の解明である。最終的には革新的癌創薬への新展開である。本申請研究では、我々の研究グループが独自に保有しているREICタンパク質(特許5936129:REICタンパク質の部分領域ポリペプチド)を用いて「代謝制御を介した癌特異的エフェクター細胞の疲弊解除」の確立により、既に臨床に応用されている免疫チェックポイント分子阻害薬と併用することで従来の免疫治療では想像もできなかったレベルでの抗癌治療効果を有する製剤を創り出すことである。

研究実績の概要

本研究では、REICタンパク質による癌微小環境における代謝制御機構を介した抗癌免疫活性化の観点からエフェクター細胞疲弊解除機構を解明する研究を実施した。また、REICタンパク質が癌微小環境に関わる集団すべての代謝を正常化できるかどうかを見出し、代謝改変に着目した免疫学的基盤の確立と革新的癌創薬への展開を目指す研究を実施した。各種尿路性器癌細胞マウス腫瘍モデルにおいて、組織内圧を可及的に一定に保ちつつ、治療薬を均一に注入できる画期的な薬剤投与技術を用いて、腫瘍局所に均一にREICタンパク質の注入するための予備実験を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

各種尿路性器癌細胞マウス腫瘍モデルにおいて、薬剤治療後の腫瘍内のCTLの性状解析を行っている。腫瘍局所に薬液が均一に注入されない場合は治療効果が低下することが明らかになった。そのため、想定した結果を十分に得られず、実験がやや遅れている。

今後の研究の推進方策

各種尿路性器癌細胞マウス腫瘍モデルにおいて、組織内圧を可及的に一定に保ちつつ、治療薬を均一に注入できる画期的な薬剤投与技術を用いて、腫瘍局所に均一にREICタンパク質の注入するための実験を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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