研究課題
基盤研究(C)
病的胎盤として予後不良な疾患である双胎間輸血症候群および胎盤血管腫を対象疾患として想定し、それらに対してHIFUを用いて経母体腹壁からのアプローチによりこれまでにない非侵襲治療の開発を目指した研究である。本研究はin-vitroおよびin-vivoの実験から構成される。in-vitro実験では主にHIFU照射シーケンスおよび実際のHIFU焦点部位と画像上との部位の一致性の確認を行う。in-vitroではブタ胎盤の表面血管を閉塞させ血流遮断が可能であることを示す。両実験から病的胎盤に起因する胎児疾患の予後改善を非侵襲的にHIFUを用いた治療を行うに資する知見を集積する