研究課題/領域番号 |
23K08819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
柴田 俊章 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (50529568)
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研究分担者 |
松家 まどか 浜松医科大学, 医学部, 助教 (60876663)
伊東 宏晃 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70263085)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 婦人科悪性腫瘍 / 糖鎖生物学 / 糖転移酵素 / 婦人科腫瘍 / 糖鎖 |
研究開始時の研究の概要 |
我々は婦人科腫瘍分野では注目されていない糖鎖生物学の視点で研究を行ってきており、その一つに前研究がある。他がん種で上皮間葉転換やリンパ節転移などに深く関連する報告がされているフコース転移酵素のFUT8発現亢進が子宮体がんでも有意に認められること、そしてその細胞株においてFUT8発現抑制はがん細胞増殖の抑制につながることを報告している。本研究では、子宮体がんにおけてFUT8およびFUT8に関わる因子が“がん”の浸潤や転移能など悪性化局面と如何に関わるかを検証するとともに、実臨床でのFUT8関連因子の意義を調査するトランスレーショナルリサーチを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究では、子宮体がんにおけてFUT8およびFUT8に関わる因子が“がん”の浸潤や転移能など悪性化局面と如何に関わるかを検証するとともに、実臨床でのFUT8関連因子の意義を調査するトランスレーショナルリサーチを目的としている。 研究段階(3段階)を下記に示す。①過去臨床検体を用いた子宮体がん予後因子との関連調査:過去の当院における子宮体がん手術病理標本を用い、FUT8、コアフコースおよびその関連分子の免疫組織染色およびマイクロダイゼーションによる遺伝子抽出/PCR発現定量を行い、子宮体がん予後因子との関連を調査する。②子宮体がん細胞株におけるFUT8発現変動による悪性度変化を検証する。③子宮体がん細胞株を用いたFUT8発現変動に伴う転移能変化を検証する。 上記研究計画を遂行するため、2023年度-2024年度に本学倫理委員会に承認を得て臨床検体で項目①を予定としている。 2023年度では、(1)院内倫理委員会への申請を行った:現在は審査を待っている段階である、(2)臨床検体実験における抗体の選定:現在過去文献およびコマーシャルベースでの情報収集を行い、選定中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定である研究計画は3段階とし、2023年度-2024年度に本学倫理委員会に承認を得て臨床検体で1段階目の実施を予定としていた。 その予定において、2023年度では、(1)院内倫理委員会への申請を行った:現在は審査を待っている段階である、(2)臨床検体実験における抗体の選定:現在過去文献およびコマーシャルベースでの情報収集を行い、選定中である、という進行状況であるため、おおむね順調に進展していると評価している。
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今後の研究の推進方策 |
研究段階を3段階に設定し(①過去臨床検体を用いた子宮体がん予後因子との関連調査:過去の当院における子宮体がん手術病理標本を用い、FUT8、コアフコースおよびその関連分子の免疫組織染色およびマイクロダイゼーションによる遺伝子抽出/PCR発現定量を行い、子宮体がん予後因子との関連を調査する。②子宮体がん細胞株におけるFUT8発現変動による悪性度変化を検証する。③子宮体がん細胞株を用いたFUT8発現変動に伴う転移能変化を検証する。)、2023年度-2024年度に本学倫理委員会に承認を得て臨床検体で1段階目の実験実施を予定としている。 本年度までに、第1段階を遂行することを予定し、引き続き第2段階、第3段階へと進めていく予定である。
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