研究課題/領域番号 |
23K08861
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山崎 玲奈 金沢大学, 附属病院, 助教 (80507062)
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研究分担者 |
寺川 裕史 金沢大学, 附属病院, 助教 (10824998)
藤原 浩 金沢大学, 医学系, 教授 (30252456)
大黒 多希子 金沢大学, 疾患モデル総合研究センター, 教授 (30767249)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | タモキシフェン / 妊孕性 / 着床 / 卵巣機能保護 |
研究開始時の研究の概要 |
閉経前の乳癌患者を対象とした我々の前方視的研究で乳癌治療に使用されるタモキシフェン(TAM)が子宮内膜肥厚を高頻度(21.6%)に誘導することが示され、子宮の胚受容能低下を誘起するリスクが懸念された。そこで乳癌治療後の妊孕性に関する調査を行ったところ、予想に反してTAMによる妊娠率は若年でむしろ上昇し、胚移植時の子宮内膜も有意に厚いことが示され、TAMが妊孕能に対して有利な側面も合わせ持っている可能性が示唆された。そこで本研究では発想を転換し、①卵胞に対してTAMが保護作用を有する,②子宮内膜に対して着床に有利な変化を誘導するというTAM使用に肯定的な仮説を掲げてこれらを検証することとした。
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