研究課題
基盤研究(C)
従来の子宮体癌とERに関する研究は、生検あるいは手術検体から腫瘍の一部のみを評価したものであるため、癌の不均一性を考慮した真の腫瘍全体の評価を行うことは困難であった。研究代表者らは、新規診断ツールであるFES-PETを用いたRadiomics解析によって侵襲的な組織採取を行わず画像検査のみで有効な治療法が選択できるバイオマーカーを確立し、更に予後や治療効果といった臨床データとも統合することで、新しい治療へ直結する遺伝子経路を同定し、新規治療薬の開発へとつなぐという、2つのアプローチによって有効な治療選択肢の無い再発子宮体癌に対する新たな治療戦略を開発する。これは、これまでにない独創的な研究である。