研究課題
基盤研究(C)
リスクの少ない女性が妊娠中に行う運動は、産科合併症のリスクをほとんど増やさず明らかな有益性があるとして、海外においては推奨されている。一方で、本邦において妊娠中の運動を推奨している公的なガイドラインはなく、このテーマに関する国内における研究も少ない。また、産後の運動の有益性については国内外を通じて先行研究が乏しい。しかし、非妊婦での研究では運動がうつ病発症リスクを下げることが明らかになっており、妊娠中・産後の運動を行うことにより産後うつのリスクが下がる可能性もある。本研究では妊娠中・産後の運動とマイナートラブル、産後うつについて質問紙で情報収集を行い、その関連を調査する予定である。