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中耳真珠腫に対するdectin-1シグナル伝達からみた薬物治療へのアプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 23K08909
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関福井大学

研究代表者

木村 幸弘  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30813068)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード中耳真珠腫 / dectin-1 / 自然免疫 / Syk / 真菌
研究開始時の研究の概要

中耳真珠腫の治療は現在手術治療以外に無い状態である。真菌の細胞壁成分β-Dグルカンを認識する自然免疫受容体dectin-1について、真珠腫上皮に遺伝子の発現が報告されている。本研究の目的は、研究代表者のdectin-1に対する研究経験を活かし、真菌に対する自然免疫系による中耳真珠腫の細胞応答機構を明らかにし、それを抑制する薬剤を用いて真珠腫の薬物制御法を見出すことである。これらが明らかになることにより、臨床上問題となる真珠腫診療に寄与できるものと考える。

研究実績の概要

中耳真珠腫の手術症例について、中耳真珠腫組織とコントロールとなる外耳道正常皮膚組織を採取した。その組織を用いて、Nagel らの報告に準じて、手術により採取した中耳真珠腫組織より真珠腫幹細胞を分離培養を行った。、採取した中耳真珠腫組織をCollagenase Ⅰで1時間処理した後に機械的に破砕する。その後 EGF、bFGF、B27 supplement添加のDMEMで培養を行い、sphere形成したものを真珠腫幹細胞とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

幹細胞の分離培養に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

真珠腫幹細胞を用いて、計画書の実験を早期に進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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