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モーションキャプチャーによる聴性行動反応聴力検査の動作解析とAI解析での難聴診断

研究課題

研究課題/領域番号 23K08933
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

小原 奈津子 (上田奈津子)  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (40547668)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
キーワード聴覚検査 / 小児聴覚検査
研究開始時の研究の概要

小児難聴を評価する際に用いる聴性行動反応聴力検査(BOA)・条件詮索反応聴力検査(COR)などの聴性行動反応は乳幼児の聴性行動観察検者による主観での評価に頼らざるを得ない検査である。その評価は医療側検者の技量や経験に依存しており、すべての施設が同等で十分な評価ができるとは限らず、結果も不安定なものになる点が問題である。そのため、聴性行動反応の客観的評価が求められてきている。本研究ではマーカーレスの最新モーションキャプターとAI技術を融合させたシステムを開発し、乳幼児の聴性行動反応評価を行い、AI解析による難聴診断および療育過程における聴覚獲得評価の客観的検査法を確立する。

研究実績の概要

現状のCORの施行や実績、他覚的検査との比較を行った。大学病院内でもCOR導入が可能となったため、一般的なCORで得られる結果と、ABRなど含めた他覚的検査結果を比較し、問題点を抽出した。CORは検査者・被検者どちらもの要因が大きく左右され、正確な結果が得られなかったり、検査そのものが困難なことも多くあることが分かった。
一方でABRなどの検査を頻繁に行うことは困難である。
再評価を要するような聴力悪化を疑う所見などが示唆されるような所見を得られるような簡易的な検査の重要性を認識した。
日ごろの聴覚活用の様子など、悪化を疑うきっかけになるような所見を知るためのアンケート調査を検討する必要性を感じた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

支給額に対応した研究内容を見直し中

今後の研究の推進方策

小児聴覚検査に関する現状を把握するためのアンケート調査の実施を検討

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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