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全ゲノム解析を用いたHPV16関連中咽頭癌におけるHPVの亜系統の分布解明と予後との相関

研究課題

研究課題/領域番号 23K08962
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

岸川 敏博  大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (20756944)

研究分担者 佐々 暢亜  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (90882241)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワードHPV16関連中咽頭癌
研究開始時の研究の概要

ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus, HPV)関連中咽頭癌では、原因となるHPVの殆どをHPV16が占める。HPV16はゲノム配列の違いよって4つの系統(lineage)と16の亜系統(sublineage)に分類される。本研究では、日本人集団のHPV16関連中咽頭癌300例を対象に大規模なHPV16全ゲノムシーケンスを行い、本邦におけるHPV16亜系統の分布を明らかにするとともに一塩基多型(SNP)を検出する。更に、HPV16の亜系統やSNPと予後との相関について解析し、新たな予後因子を確立する。

研究実績の概要

2023年4月までに研究に参加している多施設よりHuman papillomavirus(HPV)16関連中咽頭癌296例、延べ341の腫瘍検体を収集した。各検体からDNAを抽出し、それらを用いてHPV16 マルチプレックスPCRを実施した。得られたHPV16ゲノムを増幅したPCR産物を用いて次世代シーケンサーによるHPV全ゲノム解析を実施した。引き続き多施設で集積したHPV16関連中咽頭癌127例127検体を用いて同様にHPV全ゲノム解析を実施した。クオリティの保たれた465検体のシークエンスデータを用いて系統解析を実施し、日本における中咽頭癌関連HPVの系統分布を明らかにした。また、メタデータが集積可能な約380例を用いた予後解析を実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定より早く、目標とした300例以上のHPV16関連中咽頭癌のHPV16ゲノムDNAを集積し、解析を開始できている。

今後の研究の推進方策

現段階で集積したシークエンスデータについて解析を行うことで2024年度中の論文投稿、学会発表を目指す。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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